FCバルセロナ 常勝の組織学

久しぶりに書評を書きます。いくつか本を読んでいましたが、紹介するほどの内容ではないものもいくつか。「グーグルが消える日」という書籍も読みましたが、途中から内容が難しすぎて、ビットコインのブロックチェーンの仕組みの章が続き…最終的になにが言いたいのか理解できなかった。

FCバルセロナは皆さんご存知の通り、メッシ率いるスペインのサッカークラブチーム。圧倒的強さのわけがこの本には書いてありました。ただスター選手が揃っているから強い、と思っていましたが、文化の形成などグラウディオラ監督の組織学が強さの裏にありました。一般企業にも当てはまる内容です。

 

一般的に競合サッカーチームというと、オーナー企業が石油王とかで巨額の富でスター選手をそろえ、数億円プレイヤーが集まっているというイメージが強いと思う。実際にレアル・マドリードやチェルシーはその典型です。一人の圧倒的スタープレイヤーがいたら、その選手を中心に戦略を組んだりする。

しかし、バルセロナはそうではない。どんなにすごいスタープレイヤーがいても、すべての選手が平等で特別扱いすることは無く、チームプレーを重んじている。すべての選手が謙虚にチームのことを思ってプレーすることが必須だ。

 

冒頭にこんなエピソードが書いてあった。

「ある重要な試合でシュートがギリギリ枠から外れ、得点に至らなかった。その瞬間、グラウディオラ監督はベンチの選手たちに目をやった。シュートが決まったと思いベンチから飛び出して悔しがっている選手。なにも反応をせずベンチに座ったままの選手。後者の反応をしなかった選手のほとんどが、そのシーズン後にバルセロナから放出された」

試合中はベンチの選手も一丸となって試合に臨まなければいけない。ベンチに座ったままで反応しなかった選手のほとんどが、スタメンに選ばれず不服に感じている選手たちばかりだった。試合に選ばれなかった選手も、選ばれなかったことを謙虚に受け止め、チームの勝利を一番に考えていないといけない。少しでもこうゆう選手がいるとチームの文化が崩れ、組織の崩壊につながる。

会社でも同じだ。例えば朝礼や会議の場で、参加しているにも関わらず、誰かが話していることに興味を示さずただそこにいるだけ。そんな人はそこにいる価値はない。話している人の目をしっかり見て、その人が伝えたいことは何か、それに対して自分の持つ知識を合わせてより良いものにできないか。常に思考を巡らせ、少しでもチーム・会社が良くなるように考えるべきである。

 

こうやって組織の文化を形成し、チームワークが最大限に発揮され利益につながる。そうゆう強い組織をつくらないといけない。

そのために、会社には経営理念がある。

笑ジャパンにも経営理念・ビジョン・行動指針がある。最近、改めて全社員への浸透を目指し、各拠点でその必要性を説いた。(一部エリアは来週以降)

笑ジャパンとして生き残っていくために必要な文化を形成し、強い組織をつくる。不要な問題に煩わされることなく、競合との戦い、利益を得るための前向きな議論をできる組織にしたい。

文化の形成のために、行動指針5つの内3つが強い組織づくりのためになっています。「常に謙虚であること」「周囲への良い影響」「チームワーク、チームベンチャー」。これらを全員が意識をして仕事をすれば、低レベルな問題を取り除くことができ、より強固で前向きに利益を追い続けられる組織になれる。

その強い組織になった上で、「創造する姿勢」「知識、技術の研磨」を行い、新しいサービス、事業も開発できる。そうゆう良い循環を作りたい。作らないと生き残れない。

ただ、経営理念にあるように「楽しく」を忘れずに。

 

最後に、この書籍のリーダーに関する章で、カルロ・アンチェロッティの自著に書いてあった文をそのまま紹介して終わりにします。

リーダーが人を導くことができるのは、信頼されている時だけだ。信じる理由は問題ではない。人間性が素晴らしいからかもしれないし、周囲の手本となるプレーをするからかもしれない。その両方が理由の場もあり得る。人間型であろうと技術型であろうと、リーダーというのはそういうものだと私は思っている。人間性でリーダーになる者は、その性格を生かしてチームを導く。いつも話をする役回りで、他の選手にたびたび声をかけ、ピッチ上で叫んでいることも多い。そうやって全員の支えとなるのだ。こうゆうリーダーは前向きな姿勢と勇敢さを備えているもので、必要な時はいつでも前面に立とうとする。

技術的なリーダーはそれほど多くを語ろうとしないが、手本となるプレーを見せてチームを導く。そうゆう選手は常にプロフェッショナルとして高い水準にあり、すべての若手の憧れになる。技術型のリーダーは、ピッチ上の誰よりもサッカーを知っている。クラブの文化を構成する精神の下、懸命に練習し、懸命にプレーし、ピッチ外でも正しい振る舞いをする。2つめの資質は相反するものではなく、確かな人間性と手本となる素晴らしい技術を兼ね備える選手もいるが、私は、両方のタイプのリーダーを組み合わせることが効果的だと考えている。

志高く 孫正義正伝

『社員の才能と情熱を解き放つ』

この本で一番印象に残った孫さんの言葉です。

 

この本には孫さんの高校大学生からの話が綴られており、この本を読めばどれだけ孫さんがすごい人かわかります。12兆円の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド2」を立ち上げる人がどうゆう人生を歩んできたのか、読んでいるだけで心が熱くなります。

孫さんは19歳のときにライフプラン「人生50カ年計画」を立てた。20代で事業を興し、30代で軍資金をためる。40代で数千億円規模の企業にし、ひと勝負をかける。50代で数兆円の企業にし、ビジネスモデルを完成させる。そして60代で後継者に継承する。

いつかのブログにも書いたが、孫さんは20代の時に音声付き電子翻訳機を開発し、それを基に大手企業と契約を結び1億数千万円の資金を手に入れた。

その資金を基にソフトバンクを設立し、コンピューターのソフトを売る会社を作った。当時、これからはコンピューターの時代が来ると確信し、ソフトバンクを作ったそう。会社を宣伝するためにコンピューター雑誌に掲載を求めたが、今後競合になるということで断られ、自らコンピューター雑誌を一気に2誌創刊した。初めは失敗続きだったが、広告・営業戦略で巻き返した。

しかしその後、慢性肝炎を患い、3年半の入退院を繰り返した。割愛しますが、この期間のできごとは壮絶に綴られています。

その後、電話回線選択アダプターを開発し、1年間で40億円強のコミッションが入り、開発費33億円を差し引いて10億円強の儲けとなった。数年間に渡ってコミッションを得て、ソフトバンクは94年7月に店頭市場に株式公開を果たした。

 

1996年にはYahoo! JAPANを設立しインターネット市場へ参入、Yahoo! BBの提供を開始した。しかしその当時はNTTが回線を牛耳っており、NTTの不公平な態度でYahoo! BBの工事がうまく進まないという事態になった。NTTの態度を改めるために総務省に行ったが、総務省もまともに取り合ってくれなかった。それに業を煮やし「100円ライターぐらいもっとるでしょ、それ借りますから」と発言。その発言の意味がわからない総務省職員は「えっ、どうして?」と返答。そんな職員に対して孫社長は「ガソリンかぶるんですよ(中略)。あなたたちがNTTを注意しないと、前に進まない(中略)。もうヤフーBBをやめると記者会見する。その帰りにここ(総務省)に戻ってきて、ガソリンをかぶっていく」と話した。

一歩間違えれば犯罪まがいの行為だが時代も時代、それくらいの本気だということを総務省にわからせた一場面だ。すごい熱量。これでNTTが動き、はれてブロードバンド事業に参入した。

その後、日本テレコム買収、福岡ダイエーホークス買収、ボーダフォン日本法人買収し携帯事業に参入。いま僕が当時のiPhoneが出始めたとき、なぜソフトバンクの独占販売だったか疑問にも思わなかった。これは孫さんがジョブスに交渉に行き、販売権獲得に至ったらしい。すごい行動力と交渉力である。

 

この本には今回紹介した何倍もの出来事が綴られている。志を高く持っている人には是非見てもらいたい。

経営者の方は大抵そうだが、孫さんは特に話し方がうまい。Youtubeでお酒を飲みながら孫さんのプレゼンの動画を見るのが趣味が私ですが、本当に孫さんの話し方には心を打たれる。人の心に訴えかける、人の心を熱くさせる魂のこもった言葉ばかりです。いつか自分もそうなれるように、何度も何度もYoutubeを見て勉強します。

非効率を取り除け

働き方改革働き方改革と安倍首相を筆頭に叫ばれている昨今、働き方改革ってそもそもなに?そもそも何のため?と思っている人は多いと思います。

どんどん法改正がなされ、長時間労働の是正を始め、さまざまな取り組みが始まっています。

これらの取り組みの目的は、電通の事件を発端に、日本ならではの長時間労働を美徳とする文化を改める!ということがメインと安易に思っていましたが、とても奥が深い理由がありました。

 

まず「人口ボーナス期」「人口オーナス期」という言葉が出てきます。

以下引用(そのまま読んでもらった方が理解できるので長文引用します)

人口ボーナス期とは、現在の中国・韓国・シンガポールやタイが今まさにその時期で、その国の人口構造が、その国の経済にボーナスをくれるような美味しい時期です。この時期の国は安い労働力を武器に世界中の仕事を受注し、早く安く大量にこなして儲けます。一方、高齢者の比率が低く社会保障費が嵩みませんので、余った利益をどんどんインフラ投資に回せ、「爆発的に経済発展をして当たり前」の時期です。「アジアの奇跡」と呼ばれる経済発展のほとんどが、この「人口ボーナス期」で説明できてしまうと言われています。

中国では間もなく人口ボーナス期が終わります。インドではなんと2040年まで続くそうです。

日本の「人口ボーナス期」は1960年代半ばから1990年代半ばまででした。日本が高度経済成長した時期とピタッと合致します。日本では、高度経済成長することができたのは、団塊世代が「頑張ったから」という論調が強いのですが、実は人口構造によるところが大きいことが分かります。

人口ボーナス期には大きな法則があります。それは「一度人口ボーナス期が終わった国に、二度と人口ボーナス期は訪れない」ということです。

日本はすでに人口ボーナス期が終わって20年ほど経ちました。なぜ人口ボーナス期が終わってしまうのかというと、高度経済成長した国には富裕層が生まれ、富裕層は子供に教育投資をしますので、子どもが高学歴化します。高学歴化すると、男女ともに結婚・出産年齢が後ろ倒しになって少子化になります。また、高学歴化した国では人件費が上昇し、世界の仕事は、より安い他国に流れていきます。さらに、経済発展した国では医療や年金システムが充実して高齢者比率が高まり寿命も延びるので、社会保障費が増大し、国民一人当たりGDPが横ばいに入っていきます。こうなると「人口オーナス期」に入っていくのです。

「オーナス」とは、「負荷」や「重荷」という意味で、「人口オーナス期」とは人口構造がその国の経済の重荷になる時期をさします。一言で言うと「支えられる側が支える側より多くなってしまうという構造」です。こうなると、人件費の安さで世界中から受注して爆発的な経済発展をするというかつての手法は、もう取れません。

日本の課題山積な状況は、すべて日本が人口ボーナス期から人口オーナス期に入ったせいのように思えてきます。しかしそうではないのです。人口オーナス期に入った時期はヨーロッパ諸国の方が先でしたが、日本の方が課題は深刻です。なぜ後から人口オーナス期に入った日本の方が深刻になったのでしょうか。

その理由は、日本が少子化対策に失敗したことによって、高齢化率が跳ね上がってしまい、本来ならもう10年~20年続くはずだった人口ボーナス期を短く終えて、一気に人口オーナス期に突入してしまったからです。厚生労働省が同じ夫婦を11年間追跡調査したデータによると、1人目が生まれた夫婦に、その後2人目以降が生まれたかどうかに相関があったのは、1人目が生まれたときの夫の帰宅時間と家事育児参画時間だったのです。夫が育児家事に6時間以上費やしていた家庭では、その後なんと8割に第2子以降が生まれていました。真の少子化対策は男性の働き方を変えることなのです。

 

この現状をふまえ、今後どうすれば日本が経済発展をするのかが続けて書いてありました。人口ボーナス期と人口オーナス期では経済発展する方法が真逆なので、そのやり方に転換できるかどうかが重要です。

 

[人口ボーナス期に経済発展しやすい働き方]

・なるべく男性が働く(重工業の比率が高いため、筋肉が多い方が適している業務が多い)

・なるべく長時間働く(早く安く大量に作って勝つためには、時間=成果に直結するから)

・なるべく同じ条件の人をそろえる(均一なものをたくさん提供することで市場ニーズを満たせるため、余っている労働力を「転勤や残業・出張」についてこれるかでふるい落とした。労働者は替えがきくので、立場は弱く、一律管理することができる。)

[人口オーナス期に経済発展しやすい働き方]

・なるべく男女ともに働く(頭脳労働の比率が高く、かつ労働力は足りないので、男女フル活用した組織が勝つ)

・なるべく短時間で働く(時間当たりの費用が高騰するので、体力に任せて働かせず、短時間で成果を出す癖を徹底的にトレーニング。男性も介護で時間の制約を受ける)

・なるべく違う条件の人を揃える(均一な物に飽きている市場。高付加価値を短サイクルで提供する必要がある。労働力は足りない。介護する男性は転勤・出張で皆ふるい落とされる。「育児・介護・難病・障がいなどは障壁ではない」とみんなが理解できる労働環境の整備が重要)

 

 

これらの理論を見ると、今の働き方改革関連法の中身が理解できます。

長時間労働を是正し、短時間で成果を出せる社会にしていかなければいけません。そうしなければ、さらに数十年先の日本は完全に崩壊してしまうでしょう。

AIで単純作業は自動化し、クリエイティブな発想で人間にしかできないものを創造し続けなければいけません。

 

弊社の事業の業界であるキャバクラは、WEB・テクノロジーの反映が遅いです。ポケパラはさまざまな楽しい機能・サービスを提供していますが、もっともっとユーザーに楽しんでもらえるサービスを提供し、それの見返りとして利益を上げないといけません。

この書籍には具体的な働く方改革の手法が書かれていましたが、「非効率をなくす」ということは何度も強く書かれていました。結局、業務内の非効率な時間が、本来するべき業務の時間を圧迫し、成果が悪くなります。それはみんなわかっていることですが、如何にそれをみんなが実行できるかがカギになります。同じ意識を持って、非効率な会議の是正、非効率な業務フローの是正を1つ1つ潰していけば、その分残業もする必要がなくなり、より短時間で成果が出るようになります。

「たった5分の業務だからこのままでいいんじゃない」なんて絶対に許されません。非効率なものは徹底的に限りなく排除しないといけません。

 

アドラー心理学による「やる気」のマネジメント―モチベーションを高める7つの手法

今回この類の本を読もうと思ったのは、改めて人のモチベーションを理論的に理解したかったからです。自分自身のモチベーションはずっと上がり続けているが、それは理論的になぜなのか?また、社員みんなのモチベーションをより上げるためには理論的に理解する必要があると考えたからです。

モチベーションとは?なにか物事を行うときに、前向きに積極的に捉えて行動できるマインド。人生を豊かにするために絶対的に必要なものです。

 

本にはモチベーションを高く保つには目標が必要と書いてありました。

短期中期長期の目標を持ち、日々それに向かって努力するんだという気持ちがモチベーションを高めると。

人生や仕事に目標がないと、そりゃ日々を惰性で過ごしてしまいますよね。

今週中にこの案件を終わらすんだ!今週中に1件の新規掲載を獲得するぞ!今月中になんとしてもこのプロジェクトを成功させる!今月中に新規3件入れて落ちもゼロ件にするぞ!今年の目標はこの専門的な知識をつけて仕事に活かす!3年後には主任になりたい!10年後には部長になりたい!20年後には社長になりたい!

それぞれみんな目標があります。それに向けて逆算して日々努力をすることでモチベーションが維持され、高まっていきます。

 

目標を持つことは大前提ですが、仕事をやらされていると考えている人はモチベーションが上がりません。

仕事の中にはどうしてもモチベーションが上がりにくい大変な仕事もあります。それでもそれを自分の成長のためと考え、指示された内容の+αで成果が出るように努力すれば、上司からも褒められ認められます。さらにその努力の中に新たな発見があり、自分のスキルアップに繋がることもあります。

 

笑ジャパンにはみなし残業が40時間あります。

この残業をどう捉えるかで仕事も人生も変わっていきます。指示された仕事を「ただ後1時間も残業してやるのかー」と考えるのと、「これをこなせば自分の中での目標達成が早まる。自分がもっと成長できる。自分が成長すればその能力は会社にも社会にも貢献出来て、その見返りとして給与も上がる。」

まだまだ業務に対して未熟な人であれば、「1日1時間残業すれば、年間で考えれば全く残業しないよりも1.125倍のスピードで成長できる」そうやって前向きに考えてほしい。そうすればおのずとモチベーションは上がり続けます。

 

みんながそう思って仕事ができる会社にしたい。

そうゆう会社になれば、よりスピーディーに事業が成長し会社が成長し、給与水準も上がり、素敵なビルに引っ越し、みんなが幸せになれると信じている。

苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

マーケターとして尊敬する森岡毅さんが新たに上梓された本です。

この本はサブタイトルでもあるように『ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』についての内容です。森岡さんの大学2年生の長女が自分のやりたいこと、やりたい仕事が見つからず悩んでいた。自分のやりたいこと、進みたい道は自ら考えださないといけないが、自分の将来や仕事のことを考える際の「考え方(フレームワーク)」は知っておいたほうが良い。森岡さんは自身の持つ『パースペクティブ(本人が認識できる世界)』を体系化して、わかりやすく文章で書きだして、子供たち将来のことで悩んだ時の「虎の巻」を作りました。その内容が今回の書籍になっています。

ここでちょっとブレイク。

パースペクティブ について深堀してみました。僕自身もこの言葉は初耳で、調べてみると、

① 遠近法。透視画法。
② 遠景。眺望。
③ 予想。見通し。視野。

https://kotobank.jp/word/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96-11735

だそうです。今回の意味としては視野が該当します。

https://chewy.jp/businessmanner/6144/

さらにビジネスにおいては、さまざまな視点、多角的な視点、などさまざなビジネスシーンで判断を下す際に必要なものになります。物事を判断するときの視野を広く持つ、さまざまな視点、俯瞰して見られることで、選択肢も広がるし可能性も広がるよねってことです。

弊社でも特にWEBサイト上に新たなサービスを配置する際に、基本的なUI/UXベースで考えますが、より自社サービスのユーザー視点をもって考えないと、使ってもらえないサービスとして終わってしまいます。

さらに新たなサービス、事業を開発する際も、多角的な視点、広い知見がないと良いものは作れません。

もの創りの世界に正解はありません。自分ひとりだけの狭い視野・視点で見るのではなく、他者が持つ視点を謙虚に学ぶことで、武器を1つ1つ増やしていきます。

 

話を書籍に戻します。

この本は世の流れというか、ビジネスにおいて勉強になることが多く書かれています。ビジネスの世界で戦う人は、みな読むことをお勧めします。

本の中でいくつかピックアップして紹介します。

 

パースペクティブについて書かれたところで、僕は衝撃を受けました。

資本主義社会について書かれていて、

資本主義社会においては、大きく分けると2種類の人間しかいないことを知っておかねばならない。自分の24時間を使って稼ぐ人と、他人の24時間を使って稼ぐ人。前者を「サラリーマン」と呼び、後者を「資本家」と呼ぶ。後者の資本家のためのにルールが作られた社会であることを知っておかねばならない。わかりやすく言うと、資本主義社会とは、サラリーマンを働かせて、資本家が儲ける構造のことだと言える。

改めて我々が働く社会構造について書かれていました。その上で、日本の教育システムは大量の優秀なサラリーマン(労働者)を生産するように作られ、そもそも資本家になる道はほとんど教えられていないから”知らない”。つまり資本家としてのパースペクティブがほとんどの人にないのだ。

日本の教育システムは、良い成績を取って、良い大学を出て、大きな会社に入って、安定した生活を送る、それが幸せな成功者の目指す道だと。昭和の高度経済成長時代の”呪い”がまだ色濃く残っている。と本には書かれている。

さらに、日本の多くの人の現在のパースペクティブを作る根源が、遅刻はしない、出された宿題は期日までにする、周囲と仲良くするなど、小さいころから学校で叩き込まれるそれらの美徳を育む習慣は「規律ある優秀な歯車」をつくるのに実に都合がよい。

以前から言っているホリエモンの近畿大学の講演での内容でもそうだが、これからの社会では言われたことをがむしゃらに頑張るだけではだめ。そうゆう日本の教育が変わらなかったせいで、今の日本の大企業も中国・韓国勢に押され経営が傾き買収され、倒産の危機にあっている。ITでも主にアメリカ勢の企業がメインサービスとなり、日本発のサービスが世界を席巻しているところは少ない。日本の教育は暗記することがメインだったが、発想をすることをメインにしないといけない。CMでもあったが、「1+1=〇」ではなく「〇+〇=5」のように、小さなことから発想をする教育をしないといけない。

 

 

次にピックアップするのは、年収を決める世の中の法則。

人の年収はどうやって決めるか?実は君が職業を決めた瞬間にほぼ自動的に決まってしまうのだ。

3つのドライバーで決まる。「職能の価値」「業界の構造」「成功度合いによる違い」

「職能の価値」は簡単に言うと、”代替がききにくい人”の給料は高く、その逆は低くなる。専門職はより高く、工場のラインなど誰でもできる仕事は安くなる。直近ではソニーがAIエンジニアの新卒に高待遇を示したことなどがある。そもそも誰でもできる仕事はAIにとって代わるが。

「業界の構造」とは、そもそも各業界で利益の出方などが異なり、儲かる業界では給料水準は高く、当たり前だが儲かりにくい業界では給料水準は低い。IT業界はうまくやれば儲かる。儲かる仕組みさえ作れれば、Googleの様に何兆も稼ぐ企業もある。逆に飲食業界など、経営者でない限りはどれだけ頑張ってもIT企業のように稼ぐことは不可能である。これは構造上そうなっているから。

「成功度合いによる違い」は、文字通りどれだけ努力をして成功するか。シンプルですね。

高い給料が欲しければ、最先端の業界で、最先端の職種で成功を収める ことです。一例だが、IT企業でAIエンジニアのプロフェッショナルになる。IT業界で知見が広く発想力が豊かなマーケターになる。など色んな選択肢はある。だが、その給料水準だけで選んでしまうと成功度合いが低くなりがちである。それは、自らが楽しんで仕事をできるかどうかがポイント。楽しくなければ熱中できないし、逆に心の底からその仕事が好きで楽しければ、寝食を忘れて没頭し大きな成功を収められる。

これらのパースペクティブがあるかないかで、就職活動の考え方、選択肢も大きく変わるだろう。

 

 

次は、本の内容をそのまま記載します。読んで自身で考え、実感してください。

昭和の時代ならば、レールが”はっきり”そして”しっかり”していたからそれで良い。皆で勉強して、皆で偏差値の高い大学を目指して競争して、皆で一流の大きな会社に入って、皆で一生懸命働いて、そうすれば皆を会社が一生面倒見てくれる。ややこしいことを言う個性の強い人間よりも、事務処理能力だけは高くてでいるだけ従順な大量の”歯車”が必要な時代だった。かつての日本では”個”の覚醒など要らなかったのだ。

しかし今はそんな時代ではない。一旦レールが見えなくなると、古い意識と社会システムから抜け出せず、世界との競争で日本は成長なき”空白の30年間”を停滞してきた。

この30年間で日本がどれだけ貧しくなったか想像してほしい。そしてこの先はどうなるのか?このまま日本人がボンヤリしたままま、”ワークライフバランス”とか寝ぼけたことを言っているとますます落ちるだろう。Work is an important part of your lifeではないのか?二者択一でバランスをとってどうする!もともと資源にも恵まれていない小さな島国が1億2千万人も食べさせないといけないのに、ライフのために必死に働かなくてどうする?

”勤勉さ”こそが日本人の最大必須の強みなのに、猛烈に働かなくてどうするのだ?豊かな暮らしがしたいなら、最低でもアメリカ人よりも倍くらい必死に働かないとまずい。そんなことは世界地図を見たら直感的にわかるだろう。世界は繋がった競争社会だ。日本人がのんびりすることで得するのは日本人ではない。ゆとり教育を否定した大人は、今の大人の方がよほどの”ゆとり”につかるとしている自堕落な風潮を反省すべきだ。30年間も失敗し続けてきたのがだから、日本人もいい加減に目を覚まして”必死”にならねばならない。昭和のやり方では古い、平成のやり方でもまずい。これからの我々は、戦略的に準備して、精神的に戦うのだ。

森岡さん、すばらしい文章をありがとうございます。

 

そのほか本書では、森岡さんのP&G時代のアメリカ本社での壮絶な日々も綴られています。森岡さんは無力なサラリーマンである以上は「後ろ向きな仕事」は避けられないという悲しい結論だとも言っています。会社の方針に沿った辛い仕事や、やる目的が理解できない仕事もしないといけない。

次の文章はとても同意できるものだったので紹介する。

無力ではない、つまり有力なサラリーマンとは?それは会社にとっても数多くいる消耗品のような「人材」ではなく、辞められたら本当に困る「人財」として組織に認識されること。それでようやく、ある程度の台頭さで会社と交渉できるようになる。もしP&Gにとって当時の私が本当に辞められたら困る人財だったのであれば、あのシンガポール人上司は内示を変更してまで私にフィジークのババを引かせたはずはない。悲しいことだが、その時もそう思ったし、今ならばそうゆうことだったと断言できる。不運として片づけてよいことばかりではない。この場合は、己の力不足が不運を呼び込んだ構造的な原因になっていたのだ。

有力なサラリーマンになった先は、いつか会社の枠を超えて自分の名前で仕事が選べるレアなビジネスマンになってやろうと思った。その自由を手に入れたとき、はじめて私にとっての「後ろ向きな仕事」から本質的に解放されるのだ。そして目的が同じ仲間たちがいれば、力を合わせて「勝つための戦い」はもちろん、情熱が奮い立つような「大儀ある戦い」すらも選べるようになる。いつかは仲間をそんな面白い旅に連れていける自分になれるかもしれないと夢想した。私が起業したマーケティング精鋭集団「株式会社 刀」は、実はこの時の想いを原研にしている。

2つの学びのもう1つは、結果を出さないと誰も守れないということだ。組織にとって都合の良い働きをしたとしても、結局はフィジークのように結果が悪ければ、誰も守ってくれないし、誰も守ることはできない。頑張って私を支えてくれた部下二人に報いるどころか、彼らのキャリアに悪い影響を与えてしまった。新しい上司は私よりも後から来たのに私をかばって会社を辞めた。私が動かしたすべての人たちを、私はリーダーとして守れなかったのだ。もしフィジークが私の個人商店であれば負債を抱えてとっくに倒産している。そして経営規模が大きくなると、全く同じ原理で被害はもっと大きくなる。なんだかんだ言っても、会社の業績が悪ければ給与カット、大量のリストラ、全員が失業、本当にろくなことにはならない。

ならばリーダーとして成さねばならないことは何か?それは、誰に嫌われようが、鬼と呼ばれようが、恨まれようが、何としても集団に結果を出させることである。自分の周囲の仕事レベルを引き上げて、成功する確率を上げることに、達すべきラインを踏み越えることに、一切の妥協を許さない。そういう厳しい人にならねばならないということだ。

私は、ナイスな人であろうとすることをやめた。森岡さんってどんな人?と聞かれた部下や周囲の人が、もうどれだけ罵詈雑言を述べたってかまわない。ただ一言、「結果は出す人よ」と言われるようになりたい。人格の素晴らしさで人を引き付ける人徳者である必要もない。ただ「ついて行くと良いことがありそう」と思ってもらえる存在であればよい。結果さえ出れば、彼らの評価を上げることができるし、彼らの昇進のチャンスも獲得できるし、給与もボーナスも上げることができるのだから。大切な人たちを守ることができるのだ!

リーダーの責任の重さの本質も説いている文章でした。

笑ジャパンには事業所の責任者、主任、副主任というポジションがあります。社会一般的にもこれらのマネジメント職には高い給料が払われ、それに伴って高い責任が科せられます。その組織・チームの責任者として、チームとしての高い成果を出し、会社に貢献して利益を出す。そうゆう大きな責任がのしかかります。私自身も今は雇われの身ですが、社長として笑ジャパンで利益を出してみんなの雇用を守り、給料水準を上げ、会社のレベルを上げていく責務があります。

基幹事業のポケパラの成長に伴い、社員の数もまだまだ増えていきます。森岡さんの言葉にもあったように、会社が大きくなればなるほどリスクは高まります。少しでも気を抜いて危機感がなくなれば、競合にシェアを奪われ利益がなくなり、給与カット、リストラが起こってしまうかもしれない。絶対にそうならないように、逆に成長を続ける企業になるために、私を含め特に役職者は結果にこだわって仕事を進めていかないといけません。ただ楽しい会社だよねだけじゃ継続はできません。利益を出し続けてみんながハッピーな生活を送れるようにしないといけません。

 

めちゃくちゃ長い文章になってしまいましたが、この書籍は個人で買ったものですので、読みたいという人がいれば声をかけてください。先着順でお貸しします^^

イノベーションデザイン 博報堂流、未来の事業のつくり方

巨大広告代理店の博報堂の事業の作り方を綴った書籍。

最近ではデザイン思考など、創造する手法も多様化が進んでいます。

創造する手法に正解はないし、時代と共に変わっていきますが、博報堂流の事業の作り方・創造の仕方が書かれていました。

博報堂の未来の事業の作り方のベースは以下です。

1.なりたい未来

2.機会発見

3.事業アイデア創出

4.事業化・実行

5.持続的成長

6.社会を変えるイノベーション

 

 

こういった電通や博報堂のような巨大な広告代理店は、普段どのような業務をしているのかという興味はありました。

上記のような事業創出のためのフィロソフィーを根底に、博報堂はさまざまな事業を生み出しています。

博報堂単体で生み出す事業もありますが、広告代理店というだけあって、大手からの引き合いが多いです。

こうゆうサービスを作りたい。こうゆう事業で世の中を豊かにしたい。そうゆう要望を多方面から受け、豊富なノウハウとフィロソフィーに則った確立された手法で実現していきます。

 

実際にこの書籍には、上記のフィロソフィーのそれぞれの段階での実例が示されています。実際に他社とタッグを組んだ実例や、社内ベンチャーでの実例。こういった実例から成功例・失敗例を学ぶことがとても大事だと僕は思っています。大事だと思っているし、そもそもこうゆう事例を知ることは、めちゃめちゃワクワクします。

フィロソフィーはこうだ、考え方はこうだ!などとただ理解するだけでは、なんの理解にもなってないと思います。

それを元に実際に日々奮闘した流れ、手法を知ることで、自分たちの事業に応用できるものが発見できるかもしれません。

 

この書籍を読んで感じることがもう1つあります。

それは、事業に携わる人の情熱です。

社会を豊かにするため、ユーザーに幸せになってもらうため、日々うまくいくまでトライ&エラーを繰り返しています。

大企業だからといってそんな簡単になんでも成功するわけではありません。

大企業の蓄積された大量のノウハウと、高い智恵を兼ね備えた社員、それを何としても実行して成功させようとする情熱が成功へ導きます。

そんな空間で同志と働くのって幸せですよね。

 

笑ジャパンでも高い志をもった仲間たちと日々トライ&エラーを繰り返しています。

やるときは一致団結して集中してやりきる。結果が伴わなければ原因を追究し、何度もPDCA、トライ&エラーを繰り返す。

一人一人の情熱が互いをさらに刺激し、より熱い情熱になります。

大前研一 アイドルエコノミーで稼げ! ―“空き資源”は宝の山

10連休はいかがお過ごしでしょうか。

私は初日に埼玉大宮で東京営業部齋藤くんの結婚式に出てドキドキの主賓スピーチをさせてもらい、その後は自分の結婚式の準備やらなにやらで用事がありました。

今日まで用事があって、明日から仕事再開です。

 

この書籍の大前さんがいうアイドルエコノミーとはシェアリングエコノミーのことかな。大前さん流に独自の言い方をしているようです。

シェアリングエコノミーとは、

「物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組み」

です。

海外の大手サービスが多く台頭してきています。

UberEats、Uber、Airbnbなど、日本でも個人の駐車場のシェアサービス、相乗りサービスなども出ています。

 

この書籍ではシェアリングエコノミーのこれからの重要性から、いくつかの日本企業の成功事例を紹介していました。

・ネスレ日本

・日本交通

・ラクスル

ネスレ日本と日本交通の話はシェアリングエコノミーとは関係ない気もしましたが、ラクスルはすばらしいシェアリングエコノミーの仕組みです。ネスレ日本と日本交通はカンブリア宮殿など、さまざまな媒体で成功事例などを聞いています。ラクスルはグロービスの動画で最近、ラクスル社長の話を聞いて実態を知りました。

ネスレ日本とラクスルの紹介します。

 

ネスレ日本で起こったイノベーションの代表は「ネスカフェアンバサダー」です。

企業や団体のコーヒー通の方にバリスタマシンを無料で提供し、その人にアンバサダーとなってもらいコーヒーを広めてもらう仕組みです。

会社だけでなく、地方の田舎の集まりなども対象で、コーヒーを通してコミュニケーションをとってもらう狙いもあります。

企業向けのアンバサダーは2年で18万人も集まったそうです。

アンバサダーはネスレからカプセルを仕入れ、それを会社で定額で個人に販売しておいしいコーヒーを飲んでもらう。若干の利益が出るようですが、利益が重要ではなく、アンバサダーのモチベーションはおいしいコーヒーを飲んで喜んでもらうことです。そしてそこから会社内での良いコミュニケーションが生まれ、winwinとなります。

 

 

そして、今回もっとも紹介したいラクスル。

CMでももうお馴染みのネット印刷会社。

僕も内部を知るまでは、ラクスルに自社の印刷工場があって、そこで安い印刷を実現していると思っていました。

しかし、実態はまったく違うものでした。まさにシェアリングエコノミーでした。

ラクスルは全国の印刷会社と提携し、ネットから受けた注文を全国の印刷会社の空き時間を使って印刷をします。

全国には中小の印刷会社が多くあり、常に注文があり稼働しているわけじゃないため、その空き時間を使って格安の印刷を実現しているというわけです。まさにシェアリングエコノミー。ユーザーもラクスルも印刷会社もwinwinwinですね!すばらしい会社だと思います。

 

まだまだ日本初のシェアリングエコノミーの台頭は少ないですが、日本の特に地方には多くの空きがあると思います。

海外勢の台頭も楽しみですが、国内にも期待したい。

キャバクラ業界でなにか考えられないかな!?

 

ひらめきスイッチ大全

アイディアは世界を変える が僕の座右の銘です。

そんな中、目を引く本を見つけさっそく購入。

約200個のひらめき方法がありました。

そんな中からいくつか紹介。

 

・3つの単語を組み合わせる

1日1発明を日課にし、単語が書かれた数百枚のカードから、毎日ランダムに3枚を引き、それぞれの要素を組み合わせてアイディアを考える。

その結果「電卓」+「辞書」+「スピーチシンセサイザー」から生まれたのが「音声付き電子翻訳機」その発明で得た莫大な特許料を元手に、孫正義さんはソフトバンクを誕生させました。

孫さんのこの話は初めて聞きました。さまざまなアイディア発掘法がある中で、自分なりの方法をやり通して巨万の富を築いたわけですね。

最近は日々の業務に追われてアイディア出しがほとんどできていませんが、半年ほどで落ち着くので、笑ジャパンのアイディア発掘法を確立しないといけませんね。

 

 

・一番の使い道をあえて無視してみる

モノには使い道がある。だからこんな風に使えなきゃ、なんの役にも立たない。いつの間にかできてしまったそんな定義を、いったん放棄してみはいかがでしょうか。

例えば接着剤。接着剤というのは本来、できるだけ「はがれるべきではない」ものでした。アメリカの化学メーカー・3Mは、強力な接着剤を開発している最中に「はがれてしまう」接着剤を作ってしまった。この「はがれてしまう」という特徴を、失敗だと決めつけなかった。

そんな発想に切り替えたことにより、ただの失敗作が世界的な大ヒット商品「ポスト・イット」に大変身をとげたのです。

これはかなり使えそうな手法ですね。ポケパラなどWEBサイトのサービス・機能の見直しにも使えそうです。現在の機能の使い道を、別の何かの使い道を見いだせたら新たなサービス・マネタイズもできるかもしれません。

 

 

・欠点探しをしてみる

人が不満に思っていること。過去に上手くいかなかったこと。それを見直し、どう改善させるか。

「ユニクロの悪口言って百万円!」1995年10月。こんなインパクトのある広告が掲載され、話題を集めました。ユニクロはわざわざ広告費と懸賞金を使って、自社に対するクレームを募集したのです。この企画には1万通以上の応募があったそうで、その中からグランプリに輝いたのは「レジが込んでいる。そこの店員さん私語している場合じゃない」でした。

集まったクレームの数々。その改善に、ユニクロは次々と着手し、お客様満足度を上げていきました。

「お客様にもっと愛されるには?」と考えるとなかなか難しい。

「どうすれば不満を改善できるか?」を考えれば、目的地が明確なので、発想しやすいのです。

この手法はまんま使えそうですね。届いた不満をもとに新しいアイディアも思いつきそうですし。ポケパラでやってみよう。

 

 

・誰もやろうとしないこと、誰も気づいていないこと

「みんながやっていること」「みんなが知っていること」

どうしてもそちらへ思考が引っ張られてしまうものですが、時には反対側に目を向けてみてほしいのです。

誰もやろうとしないこと、誰も気づいていないことに本気で取り組む。正規の大発見や大発明の多くは、そうやってうまれてきた。

深刻な食糧難に陥っていた戦後、国や人々がアメリカからの援助物資であるパンやビスケットに頼る中、ひとり麺類に光を見出し、インスタントラーメンを開発したのが安藤百福さんだったそう。カップヌードルの開発者です。日清食品の創業者。

発明家や研究者だからできるだなんて思わないでください。

彼らと私たちの違いと言ったら、日常を注意深く見つめ、本気で取り組んでいるかどうかくらいの違いなのです。

最後の一文が心にささりました。僕も日常的に当たり前に取り組んでいることですが。見聞きしたものを自社のサービスに取り込めないか。新たなサービスとして開発できないかを365日常に考えています。この前も結婚式の打ち合わせに行ったときに、「平日の昼間は結婚式場って空いているんじゃないか。そこにシェリングエコノミーは投入できないか」と思い、聞いてみたら、結構平日の昼間も式があったり、見学に主に利用されているそう。んー、なんかこのインスタ映えの時代に、結婚式場の空き時間を使ったシェアリングエコノミーはできそうな気もするが。結婚式の打ち合わせ中も常にこうゆうことばかり考えています。

アイディア一つで企業は激的に変わります。激的に利益を生むことができます。

全社員で同じ意識をもって、今後の笑ジャパンのためのアイディアを量産していきたいですね。

誰にも負けない努力 仕事を伸ばすリーダーシップ

これまで読んだ書籍の中で一番心が打たれる内容でした。

笑ジャパンのリーダー陣には全員に読んでほしい書籍です。

 

いくつかピックアップして紹介。

会社経営がうまくいくというのは、あたかもヘリコプターが地上から浮いて、重力に反して上がって言っているようなものだ。一生懸命、常にプロペラを回していなければ下へ落ちてゼロになる。それが自然の摂理である。だからこそ必死にこぎ続ける以外にないのである。

私は代表についてまだ2年目ですが、この言葉はとても心に響きました。

初年度の1年間、色んなものとの戦いは常にありました。休まる暇は一瞬もありませんでした。今もそうです。

外部との戦いを制して売上て上げていく。内部問題も常に大小尽きることは無い。2年目の今も常に問題・課題解決に全力投球しています。(ただ、2年目に入り、一瞬心を休めるという技術を身に着けてきました☆)

ずっと課題だった東京営業所の人財獲得でも、大きな希望が見えてきました。成果も出ました。優秀な社員の入社が続き、さらに今回、さまざまな媒体を駆使し、2ヶ月で5名の内定に成功しました。いやー嬉しい!(油断は禁物です)

 

 

困難なとき、ともするとつい愚痴が出そうなとき、弱音が出そうなときに自分自身を励まし、勇気づけることができる人、決して愚痴をこぼさない人、困難であればあるほど未来に向かって明るく希望を燃やし、その希望に向かってどんな不利な条件の中でも努力を怠らない人、そうゆう人は必ず成功する。

そのままですね。ただ、実行し続けるには相当なメンタルの強さが必要です。精進し続けます。

 

 

成功者と不成功者の差は紙一重。問題は、うまくいかなくなったとき、「そこから」が、すべての始まりなのである。みんな、そこまでは努力をする。しかし「そこから」の線を越せない。人並みの努力はやれても、「そこから」先がやれなかったと言って終わってしまうのである。そうではない。繰り返し、繰り返し考える。もうダメだと思わないで、何度もやっていく。そうすると見えてくる。

この1年でたくさんのことを経験させてもらったが、『ようやくうまく回ってきたな』って思った矢先に問題が起きます。これはサイト運営もマネジメントもどちらでもです。休まることなく改善改善の繰り返しです。猛烈に考えて、考えすぎて眠れないことも。そうやって思考力もメンタルも鍛えられます。

人は常に高い壁がないと成長しないんだなと実感しています。今の自分では超えられない壁が現れ、武器(知恵・能力・経験)を調達し超えていく。死ぬまでこれを繰り返すんだなと思います。

 

 

総合して、すべての人に対して言えることですが、社会人として成功を収めるためには強靭なメンタルが必要です。メンタルを維持してハイレベルな仕事をこなしていくためには健康な身体が必要です。健康な身体の維持のためには良い食生活と運動が必要。つまり自己管理。徹底していきましょう。

多動力 (NewsPicks Book)

NewsPicks信者とホリエモン信者としては読んでおかないといけない一冊。

以前のブログでもホリエモンの近畿大学の演説は、是非みんな見た方が良いと言ってましたが、やはりホリエモンは素敵です。

 

多動力」とは何か。それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言います。

みなさんご存知の通り、ホリエモンは多くの事業を手掛けています。

そんなに一度に多くのことを並行して行うにはどうすればよいか、それがこの書籍に書かれています。

 

ただ平凡に目の前の仕事だけをこなして、平凡な人生を送るつもりの人は読む必要がないと思います。

今後、世の中が多様化していく中で、それに適用し少しでも成功しようという意志のある人は読んでおいてマイナスはないでしょう。

 

この「多動力」の類の内容は、表現が違えども同様の解説をしている書籍などはあると思います。

要は、いくつもの異なることを並行してこなしていくためにはどうすればよいか。そのノウハウが書いてあります。

 

簡単にまとめると、『徹底した時間管理の上で、自らの可能性を広げる』ことだと思います。

人に平等にある有限の時間を、いかに効率的に使うか。その中でインターネットという無限の可能性のある武器を使い、チャンス(仕事)を見つけ実行するか。

 

時間管理をすることについては、以下のような項目がありました。

・寿司屋の修行なんて意味がない

・電話をかけてくる人間とは仕事をするな

・おかしなヤツとは距離をとる

・自分の分身に仕事をさせる技術

 

ちょっと過激な表現もありますが、すべて正論だと思います。

昔ながらの料理人の道として、特に寿司屋は下積みで寿司を握らせてもらうまでに何年!とかありますが、そんなことをするなら専門学校で習った方が早いとか。昔ならインターネットもなく、修行で師匠に習うしか方法はなかったが、現代なら時短できる方法はいくらでもあるから、その方法のチョイス次第で人生は大きく変わると。

 

「自分の分身に仕事をさせる技術」

というのは、どの社会人にも当てはまることで、特にマネジメント業務を行っている人には必須のスキルです。

プレイングマネージャーの人は、そのチームの主要業務も担いつつ、部下の教育も行います。チームが大きくなればなるにつれて、多くの業務に時間を取られ、人に任せるということをしないと、物理的な時間でパンクをします。

自分自身のスキルと考え方を教え込んだ部下を増やしていけば、そのまま業務を任せることもできますし、生産性も上がります。自分ですべてを抱え込んだままになると、精神的肉体的にも追い込まれ、ミスが多発し、メンタルがやられます。

如何に自分の分身となる信頼できる人間を育てるか、味方につけるかの大切さを語っています。

ホリエモンの場合は、部下というより仕事のパートナーの方が多く、肝心なホリエモンしかできない部分のみを行い、あとは任せていますね。

この「多動力」の本自体も、編集者とインタビューを数時間し、あとはすべて任せるいるらしいです。考えを伝え、あとは優秀な編集者に任せる。互いの信頼があってこそですが、ここまで行くには簡単ではありません。

 

まだまだこの本にはおもしろいシーンがたくさんあります。

詳しく知りたい方は、是非読んでみてください。

近畿大学のyoutubeも必見ですよ☆