PDCAを改めて意識しよう

どの会社でもどの業務でも当たり前に行われているPDCA、改めてスピーディーに綿密に行うことを意識したいです。

私自身、代表になる前はSEを10年ほどやっていましたが、必ずしもPDCAをきちんとできていたとは言い難いです。笑ジャパン自体、WEBのシステム開発と運営・販売を正式に始めたのは約15年前で、独自の手法で成長していました。そのため、PDCAの基礎知識やノウハウも人それぞれ、会社としての手法はありませんでした。PDで止まってしまうことや、PDCで止まってしまうなど、多忙だったという言い訳はできなくもないですが、この10年間はPDCAを正確に行わず、勢いだけで走り続けていたという感じと言えます。

この1年ほどはKPIをきちんと設定するなど、PDCAを意識して全体が業務を行ってきました。PDCA、PDCAとうるさく言うのではなく、自然と目標設定と評価をきちんと行う習慣がついていきました。

このブログはPDCAを全社員が改めて理解してもらうことと、今後意識して業務を遂行してもらうためのメッセージでもあります。

 

そのPDCAが効率的に働き、成功した実例を紹介します。

明日から第5弾が始まるポケパラ100万円キャンペーンです。

第1弾からは私もプロジェクトに参画し、マーケティング部でアイディアを出し合い計画「Plan」を作りました。

そしていざ実行「Do」を行い、1ヶ月間のキャンペーンが終わる際に評価「Check」を行いました。

さて、弊社ではSNSのキャンペーンは初めての試み。最初に計画した目標値には結果的には届きました。そもそもこのキャンペーンは18歳以上のすべての人を対象に、できるだけ多くの人に参加してもらうために敷居を下げました。もちろんメインターゲットはナイトワーク業界の人たちの参加です。一般の人たちにも参加してもらい、さらにナイトワークで有名な人たちを含め多くの人に参加してもらう狙いがありました。

さきほど言った目標値には届きましたが、内容を精査すると参加者の9割以上が「懸賞目当ての人たち」でした。世の中のキャンペーンはこうゆう懸賞狙いの人たちが多く参加しがちで、もちろんポケパラ100万円キャンペーンに参加して盛り上げてくれたすべての人たちに感謝はしています。ただ、メインターゲットであるナイトワーク業界の人たちの参加が低いため、このままではこのキャンペーンを継続することは難しいです。100万円という大きな経費を使い続けるのは難しい という話をしたのを覚えています。

ここでPDCAの最後の改善「Act」が出てきます。第1弾の結果を踏まえ改善策を考え、その後第2弾第3弾と行うごとにPDCAを高速に行いブラッシュアップを行いました。直近の第4弾では多くの参加者と拡散があり、100万円以上の効果が出ています。フォロワーが数万人を超える人たちに拡散してもらい、爆発的な効果を生んでいると言えます。

第1弾スタートした時には私も草案の段階から参画していましたが、途中からはマーケティング部と、ポケパラ100万円キャンペーンのために各部署から集まった精鋭チームに任せていました。そのチームがPDCAを繰り返し、今回大きな成果を出すに至りました。嬉しいです。

まだまだ課題はありますが、回を重ねるごとにより良いものにしていきたいです。

 

PDCAの基本はあれども、会社ごとでベストなやり方は異なると思います。

笑ジャパンでのベストなPDCAの回し方を今後模索し、利益を最大化したいと思います。

みなさま、宜しくお願いします。

リクルート「Ring」

日本経済新聞の電子版での連載記事で発見。

リクルートの「Ring」という制度。知りませんでした。

 

「ゼクシィ」「スタディアプリ」などを生み出したリクルートグループの新規事業提案制度です。

https://ring.recruit.co.jp/

大ヒットまでとはいっていませんが、弊社で以前使っていた「Geppo」もこの制度から生まれたようです。また、昔個人的に使っていた「ゼクシィ縁結び」もこの制度からみたい。

リクルートグループでは毎年このイベントを開催し、そこからさまざまな新規事業が生まれているそうです。

ただ事業化して黒字になるのは1000本あって2本程度と書いてありました。優秀な人たちがいるリクルートでも新規事業はそう簡単にうまくいかないようですね。

こんな楽しい制度があれば毎年わくわくできますね。同志とチームを組んで今年こそは!と熱い日々を送れそうです。

非効率を取り除け

働き方改革働き方改革と安倍首相を筆頭に叫ばれている昨今、働き方改革ってそもそもなに?そもそも何のため?と思っている人は多いと思います。

どんどん法改正がなされ、長時間労働の是正を始め、さまざまな取り組みが始まっています。

これらの取り組みの目的は、電通の事件を発端に、日本ならではの長時間労働を美徳とする文化を改める!ということがメインと安易に思っていましたが、とても奥が深い理由がありました。

 

まず「人口ボーナス期」「人口オーナス期」という言葉が出てきます。

以下引用(そのまま読んでもらった方が理解できるので長文引用します)

人口ボーナス期とは、現在の中国・韓国・シンガポールやタイが今まさにその時期で、その国の人口構造が、その国の経済にボーナスをくれるような美味しい時期です。この時期の国は安い労働力を武器に世界中の仕事を受注し、早く安く大量にこなして儲けます。一方、高齢者の比率が低く社会保障費が嵩みませんので、余った利益をどんどんインフラ投資に回せ、「爆発的に経済発展をして当たり前」の時期です。「アジアの奇跡」と呼ばれる経済発展のほとんどが、この「人口ボーナス期」で説明できてしまうと言われています。

中国では間もなく人口ボーナス期が終わります。インドではなんと2040年まで続くそうです。

日本の「人口ボーナス期」は1960年代半ばから1990年代半ばまででした。日本が高度経済成長した時期とピタッと合致します。日本では、高度経済成長することができたのは、団塊世代が「頑張ったから」という論調が強いのですが、実は人口構造によるところが大きいことが分かります。

人口ボーナス期には大きな法則があります。それは「一度人口ボーナス期が終わった国に、二度と人口ボーナス期は訪れない」ということです。

日本はすでに人口ボーナス期が終わって20年ほど経ちました。なぜ人口ボーナス期が終わってしまうのかというと、高度経済成長した国には富裕層が生まれ、富裕層は子供に教育投資をしますので、子どもが高学歴化します。高学歴化すると、男女ともに結婚・出産年齢が後ろ倒しになって少子化になります。また、高学歴化した国では人件費が上昇し、世界の仕事は、より安い他国に流れていきます。さらに、経済発展した国では医療や年金システムが充実して高齢者比率が高まり寿命も延びるので、社会保障費が増大し、国民一人当たりGDPが横ばいに入っていきます。こうなると「人口オーナス期」に入っていくのです。

「オーナス」とは、「負荷」や「重荷」という意味で、「人口オーナス期」とは人口構造がその国の経済の重荷になる時期をさします。一言で言うと「支えられる側が支える側より多くなってしまうという構造」です。こうなると、人件費の安さで世界中から受注して爆発的な経済発展をするというかつての手法は、もう取れません。

日本の課題山積な状況は、すべて日本が人口ボーナス期から人口オーナス期に入ったせいのように思えてきます。しかしそうではないのです。人口オーナス期に入った時期はヨーロッパ諸国の方が先でしたが、日本の方が課題は深刻です。なぜ後から人口オーナス期に入った日本の方が深刻になったのでしょうか。

その理由は、日本が少子化対策に失敗したことによって、高齢化率が跳ね上がってしまい、本来ならもう10年~20年続くはずだった人口ボーナス期を短く終えて、一気に人口オーナス期に突入してしまったからです。厚生労働省が同じ夫婦を11年間追跡調査したデータによると、1人目が生まれた夫婦に、その後2人目以降が生まれたかどうかに相関があったのは、1人目が生まれたときの夫の帰宅時間と家事育児参画時間だったのです。夫が育児家事に6時間以上費やしていた家庭では、その後なんと8割に第2子以降が生まれていました。真の少子化対策は男性の働き方を変えることなのです。

 

この現状をふまえ、今後どうすれば日本が経済発展をするのかが続けて書いてありました。人口ボーナス期と人口オーナス期では経済発展する方法が真逆なので、そのやり方に転換できるかどうかが重要です。

 

[人口ボーナス期に経済発展しやすい働き方]

・なるべく男性が働く(重工業の比率が高いため、筋肉が多い方が適している業務が多い)

・なるべく長時間働く(早く安く大量に作って勝つためには、時間=成果に直結するから)

・なるべく同じ条件の人をそろえる(均一なものをたくさん提供することで市場ニーズを満たせるため、余っている労働力を「転勤や残業・出張」についてこれるかでふるい落とした。労働者は替えがきくので、立場は弱く、一律管理することができる。)

[人口オーナス期に経済発展しやすい働き方]

・なるべく男女ともに働く(頭脳労働の比率が高く、かつ労働力は足りないので、男女フル活用した組織が勝つ)

・なるべく短時間で働く(時間当たりの費用が高騰するので、体力に任せて働かせず、短時間で成果を出す癖を徹底的にトレーニング。男性も介護で時間の制約を受ける)

・なるべく違う条件の人を揃える(均一な物に飽きている市場。高付加価値を短サイクルで提供する必要がある。労働力は足りない。介護する男性は転勤・出張で皆ふるい落とされる。「育児・介護・難病・障がいなどは障壁ではない」とみんなが理解できる労働環境の整備が重要)

 

 

これらの理論を見ると、今の働き方改革関連法の中身が理解できます。

長時間労働を是正し、短時間で成果を出せる社会にしていかなければいけません。そうしなければ、さらに数十年先の日本は完全に崩壊してしまうでしょう。

AIで単純作業は自動化し、クリエイティブな発想で人間にしかできないものを創造し続けなければいけません。

 

弊社の事業の業界であるキャバクラは、WEB・テクノロジーの反映が遅いです。ポケパラはさまざまな楽しい機能・サービスを提供していますが、もっともっとユーザーに楽しんでもらえるサービスを提供し、それの見返りとして利益を上げないといけません。

この書籍には具体的な働く方改革の手法が書かれていましたが、「非効率をなくす」ということは何度も強く書かれていました。結局、業務内の非効率な時間が、本来するべき業務の時間を圧迫し、成果が悪くなります。それはみんなわかっていることですが、如何にそれをみんなが実行できるかがカギになります。同じ意識を持って、非効率な会議の是正、非効率な業務フローの是正を1つ1つ潰していけば、その分残業もする必要がなくなり、より短時間で成果が出るようになります。

「たった5分の業務だからこのままでいいんじゃない」なんて絶対に許されません。非効率なものは徹底的に限りなく排除しないといけません。

 

震えるJDIの下請け企業

ジャパンディスプレイは、ソニー・東芝・日立製作所の中小型液晶ディスプレイ事業を統合した会社です。

2019年3月期の連結決算は、最終損益が1094億円の赤字、前期は2472億円の赤字。

台湾電子部品メーカーなど台中3社連合と最大800億円の金融支援で合意したが、その後台中連合が支援の延期を表明。

 

黒字化に向けて工場の稼働停止やリストラを実行するそう。国内1200人の希望退職者募集、いくつかの工場・ラインの停止も行う。

もちろん本体もかなりのダメージを負い、働く社員にも家族にも大きな影響が出ます。

さらにJDIには全国で下請けが2618社あるそうです。本体が生産を停止したら、その停止した工場の下請けは当然仕事が来ない。下請けは中小企業が多いため、業績が悪化し給料が払えなくなり倒産するところも出るだろう。

下請け会社の従業員合計は15万698人。その家族も含めればすごい数だ。

大企業であればあるほど、その業績に多くの人の生活が左右されるため、責任重大になる。

 

弊社のポケパラも今や全国区。北海道から沖縄まで展開し、多くの関係者がいます。販売側もそうですが、利用される店舗、キャスト、ユーザーも非常に多くいますし、集客・求人で頼りにされているサイトです。

年間のPVは約7億!毎日多くの方に閲覧して頂いています。

JDIの規模とは程遠いですが、ポケパラにも多くの人の生活がかかっています。これだけのアクセスのあるサイトを維持するだけでも大変。開発チームは名古屋本社にありますが、アクセス過多でトラブルが起きることもあります。1日止まるだけでもすごい損失になるため、障害が起きたときは全員で調査に当たりすぐに復旧させます。

ここまで大きくなったポケパラ、関わるすべての人達の協力と努力のおかげです。関わるすべての人、その家族の生活を維持・向上のために、全社員で日々奮闘しています。

アドラー心理学による「やる気」のマネジメント―モチベーションを高める7つの手法

今回この類の本を読もうと思ったのは、改めて人のモチベーションを理論的に理解したかったからです。自分自身のモチベーションはずっと上がり続けているが、それは理論的になぜなのか?また、社員みんなのモチベーションをより上げるためには理論的に理解する必要があると考えたからです。

モチベーションとは?なにか物事を行うときに、前向きに積極的に捉えて行動できるマインド。人生を豊かにするために絶対的に必要なものです。

 

本にはモチベーションを高く保つには目標が必要と書いてありました。

短期中期長期の目標を持ち、日々それに向かって努力するんだという気持ちがモチベーションを高めると。

人生や仕事に目標がないと、そりゃ日々を惰性で過ごしてしまいますよね。

今週中にこの案件を終わらすんだ!今週中に1件の新規掲載を獲得するぞ!今月中になんとしてもこのプロジェクトを成功させる!今月中に新規3件入れて落ちもゼロ件にするぞ!今年の目標はこの専門的な知識をつけて仕事に活かす!3年後には主任になりたい!10年後には部長になりたい!20年後には社長になりたい!

それぞれみんな目標があります。それに向けて逆算して日々努力をすることでモチベーションが維持され、高まっていきます。

 

目標を持つことは大前提ですが、仕事をやらされていると考えている人はモチベーションが上がりません。

仕事の中にはどうしてもモチベーションが上がりにくい大変な仕事もあります。それでもそれを自分の成長のためと考え、指示された内容の+αで成果が出るように努力すれば、上司からも褒められ認められます。さらにその努力の中に新たな発見があり、自分のスキルアップに繋がることもあります。

 

笑ジャパンにはみなし残業が40時間あります。

この残業をどう捉えるかで仕事も人生も変わっていきます。指示された仕事を「ただ後1時間も残業してやるのかー」と考えるのと、「これをこなせば自分の中での目標達成が早まる。自分がもっと成長できる。自分が成長すればその能力は会社にも社会にも貢献出来て、その見返りとして給与も上がる。」

まだまだ業務に対して未熟な人であれば、「1日1時間残業すれば、年間で考えれば全く残業しないよりも1.125倍のスピードで成長できる」そうやって前向きに考えてほしい。そうすればおのずとモチベーションは上がり続けます。

 

みんながそう思って仕事ができる会社にしたい。

そうゆう会社になれば、よりスピーディーに事業が成長し会社が成長し、給与水準も上がり、素敵なビルに引っ越し、みんなが幸せになれると信じている。

「AbemaTV」週間1000万ユーザー突破

NewsPickからの記事です。

AbemaTVのユーザーは笑ジャパンの社員にいますか?

Youtubeは当たり前のように見てる、という話はよく聞きますが、AbemaTVを見てるとはあまり聞きませんね・・・。

私はAbemaTVは見ていないです。一度見ようとしたけど、いきなり有料会員を進められたので、その後見ていないです。

地上波の番組がつまらないものが多い中、AmazonプライムTV、hulu、Netflixと並んで人気のようですね。

 

ちなみに私は、Amazonプライムとテレビ東京ビジネスオンデマンドのヘビーユーザーです。

テレビ東京ビジネスオンデマンドは、ガイアの夜明け、カンブリア宮殿を見逃したときに必ず見ます。あと最近は都立水商をTVerで毎週見ています。

苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

マーケターとして尊敬する森岡毅さんが新たに上梓された本です。

この本はサブタイトルでもあるように『ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』についての内容です。森岡さんの大学2年生の長女が自分のやりたいこと、やりたい仕事が見つからず悩んでいた。自分のやりたいこと、進みたい道は自ら考えださないといけないが、自分の将来や仕事のことを考える際の「考え方(フレームワーク)」は知っておいたほうが良い。森岡さんは自身の持つ『パースペクティブ(本人が認識できる世界)』を体系化して、わかりやすく文章で書きだして、子供たち将来のことで悩んだ時の「虎の巻」を作りました。その内容が今回の書籍になっています。

ここでちょっとブレイク。

パースペクティブ について深堀してみました。僕自身もこの言葉は初耳で、調べてみると、

① 遠近法。透視画法。
② 遠景。眺望。
③ 予想。見通し。視野。

https://kotobank.jp/word/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96-11735

だそうです。今回の意味としては視野が該当します。

https://chewy.jp/businessmanner/6144/

さらにビジネスにおいては、さまざまな視点、多角的な視点、などさまざなビジネスシーンで判断を下す際に必要なものになります。物事を判断するときの視野を広く持つ、さまざまな視点、俯瞰して見られることで、選択肢も広がるし可能性も広がるよねってことです。

弊社でも特にWEBサイト上に新たなサービスを配置する際に、基本的なUI/UXベースで考えますが、より自社サービスのユーザー視点をもって考えないと、使ってもらえないサービスとして終わってしまいます。

さらに新たなサービス、事業を開発する際も、多角的な視点、広い知見がないと良いものは作れません。

もの創りの世界に正解はありません。自分ひとりだけの狭い視野・視点で見るのではなく、他者が持つ視点を謙虚に学ぶことで、武器を1つ1つ増やしていきます。

 

話を書籍に戻します。

この本は世の流れというか、ビジネスにおいて勉強になることが多く書かれています。ビジネスの世界で戦う人は、みな読むことをお勧めします。

本の中でいくつかピックアップして紹介します。

 

パースペクティブについて書かれたところで、僕は衝撃を受けました。

資本主義社会について書かれていて、

資本主義社会においては、大きく分けると2種類の人間しかいないことを知っておかねばならない。自分の24時間を使って稼ぐ人と、他人の24時間を使って稼ぐ人。前者を「サラリーマン」と呼び、後者を「資本家」と呼ぶ。後者の資本家のためのにルールが作られた社会であることを知っておかねばならない。わかりやすく言うと、資本主義社会とは、サラリーマンを働かせて、資本家が儲ける構造のことだと言える。

改めて我々が働く社会構造について書かれていました。その上で、日本の教育システムは大量の優秀なサラリーマン(労働者)を生産するように作られ、そもそも資本家になる道はほとんど教えられていないから”知らない”。つまり資本家としてのパースペクティブがほとんどの人にないのだ。

日本の教育システムは、良い成績を取って、良い大学を出て、大きな会社に入って、安定した生活を送る、それが幸せな成功者の目指す道だと。昭和の高度経済成長時代の”呪い”がまだ色濃く残っている。と本には書かれている。

さらに、日本の多くの人の現在のパースペクティブを作る根源が、遅刻はしない、出された宿題は期日までにする、周囲と仲良くするなど、小さいころから学校で叩き込まれるそれらの美徳を育む習慣は「規律ある優秀な歯車」をつくるのに実に都合がよい。

以前から言っているホリエモンの近畿大学の講演での内容でもそうだが、これからの社会では言われたことをがむしゃらに頑張るだけではだめ。そうゆう日本の教育が変わらなかったせいで、今の日本の大企業も中国・韓国勢に押され経営が傾き買収され、倒産の危機にあっている。ITでも主にアメリカ勢の企業がメインサービスとなり、日本発のサービスが世界を席巻しているところは少ない。日本の教育は暗記することがメインだったが、発想をすることをメインにしないといけない。CMでもあったが、「1+1=〇」ではなく「〇+〇=5」のように、小さなことから発想をする教育をしないといけない。

 

 

次にピックアップするのは、年収を決める世の中の法則。

人の年収はどうやって決めるか?実は君が職業を決めた瞬間にほぼ自動的に決まってしまうのだ。

3つのドライバーで決まる。「職能の価値」「業界の構造」「成功度合いによる違い」

「職能の価値」は簡単に言うと、”代替がききにくい人”の給料は高く、その逆は低くなる。専門職はより高く、工場のラインなど誰でもできる仕事は安くなる。直近ではソニーがAIエンジニアの新卒に高待遇を示したことなどがある。そもそも誰でもできる仕事はAIにとって代わるが。

「業界の構造」とは、そもそも各業界で利益の出方などが異なり、儲かる業界では給料水準は高く、当たり前だが儲かりにくい業界では給料水準は低い。IT業界はうまくやれば儲かる。儲かる仕組みさえ作れれば、Googleの様に何兆も稼ぐ企業もある。逆に飲食業界など、経営者でない限りはどれだけ頑張ってもIT企業のように稼ぐことは不可能である。これは構造上そうなっているから。

「成功度合いによる違い」は、文字通りどれだけ努力をして成功するか。シンプルですね。

高い給料が欲しければ、最先端の業界で、最先端の職種で成功を収める ことです。一例だが、IT企業でAIエンジニアのプロフェッショナルになる。IT業界で知見が広く発想力が豊かなマーケターになる。など色んな選択肢はある。だが、その給料水準だけで選んでしまうと成功度合いが低くなりがちである。それは、自らが楽しんで仕事をできるかどうかがポイント。楽しくなければ熱中できないし、逆に心の底からその仕事が好きで楽しければ、寝食を忘れて没頭し大きな成功を収められる。

これらのパースペクティブがあるかないかで、就職活動の考え方、選択肢も大きく変わるだろう。

 

 

次は、本の内容をそのまま記載します。読んで自身で考え、実感してください。

昭和の時代ならば、レールが”はっきり”そして”しっかり”していたからそれで良い。皆で勉強して、皆で偏差値の高い大学を目指して競争して、皆で一流の大きな会社に入って、皆で一生懸命働いて、そうすれば皆を会社が一生面倒見てくれる。ややこしいことを言う個性の強い人間よりも、事務処理能力だけは高くてでいるだけ従順な大量の”歯車”が必要な時代だった。かつての日本では”個”の覚醒など要らなかったのだ。

しかし今はそんな時代ではない。一旦レールが見えなくなると、古い意識と社会システムから抜け出せず、世界との競争で日本は成長なき”空白の30年間”を停滞してきた。

この30年間で日本がどれだけ貧しくなったか想像してほしい。そしてこの先はどうなるのか?このまま日本人がボンヤリしたままま、”ワークライフバランス”とか寝ぼけたことを言っているとますます落ちるだろう。Work is an important part of your lifeではないのか?二者択一でバランスをとってどうする!もともと資源にも恵まれていない小さな島国が1億2千万人も食べさせないといけないのに、ライフのために必死に働かなくてどうする?

”勤勉さ”こそが日本人の最大必須の強みなのに、猛烈に働かなくてどうするのだ?豊かな暮らしがしたいなら、最低でもアメリカ人よりも倍くらい必死に働かないとまずい。そんなことは世界地図を見たら直感的にわかるだろう。世界は繋がった競争社会だ。日本人がのんびりすることで得するのは日本人ではない。ゆとり教育を否定した大人は、今の大人の方がよほどの”ゆとり”につかるとしている自堕落な風潮を反省すべきだ。30年間も失敗し続けてきたのがだから、日本人もいい加減に目を覚まして”必死”にならねばならない。昭和のやり方では古い、平成のやり方でもまずい。これからの我々は、戦略的に準備して、精神的に戦うのだ。

森岡さん、すばらしい文章をありがとうございます。

 

そのほか本書では、森岡さんのP&G時代のアメリカ本社での壮絶な日々も綴られています。森岡さんは無力なサラリーマンである以上は「後ろ向きな仕事」は避けられないという悲しい結論だとも言っています。会社の方針に沿った辛い仕事や、やる目的が理解できない仕事もしないといけない。

次の文章はとても同意できるものだったので紹介する。

無力ではない、つまり有力なサラリーマンとは?それは会社にとっても数多くいる消耗品のような「人材」ではなく、辞められたら本当に困る「人財」として組織に認識されること。それでようやく、ある程度の台頭さで会社と交渉できるようになる。もしP&Gにとって当時の私が本当に辞められたら困る人財だったのであれば、あのシンガポール人上司は内示を変更してまで私にフィジークのババを引かせたはずはない。悲しいことだが、その時もそう思ったし、今ならばそうゆうことだったと断言できる。不運として片づけてよいことばかりではない。この場合は、己の力不足が不運を呼び込んだ構造的な原因になっていたのだ。

有力なサラリーマンになった先は、いつか会社の枠を超えて自分の名前で仕事が選べるレアなビジネスマンになってやろうと思った。その自由を手に入れたとき、はじめて私にとっての「後ろ向きな仕事」から本質的に解放されるのだ。そして目的が同じ仲間たちがいれば、力を合わせて「勝つための戦い」はもちろん、情熱が奮い立つような「大儀ある戦い」すらも選べるようになる。いつかは仲間をそんな面白い旅に連れていける自分になれるかもしれないと夢想した。私が起業したマーケティング精鋭集団「株式会社 刀」は、実はこの時の想いを原研にしている。

2つの学びのもう1つは、結果を出さないと誰も守れないということだ。組織にとって都合の良い働きをしたとしても、結局はフィジークのように結果が悪ければ、誰も守ってくれないし、誰も守ることはできない。頑張って私を支えてくれた部下二人に報いるどころか、彼らのキャリアに悪い影響を与えてしまった。新しい上司は私よりも後から来たのに私をかばって会社を辞めた。私が動かしたすべての人たちを、私はリーダーとして守れなかったのだ。もしフィジークが私の個人商店であれば負債を抱えてとっくに倒産している。そして経営規模が大きくなると、全く同じ原理で被害はもっと大きくなる。なんだかんだ言っても、会社の業績が悪ければ給与カット、大量のリストラ、全員が失業、本当にろくなことにはならない。

ならばリーダーとして成さねばならないことは何か?それは、誰に嫌われようが、鬼と呼ばれようが、恨まれようが、何としても集団に結果を出させることである。自分の周囲の仕事レベルを引き上げて、成功する確率を上げることに、達すべきラインを踏み越えることに、一切の妥協を許さない。そういう厳しい人にならねばならないということだ。

私は、ナイスな人であろうとすることをやめた。森岡さんってどんな人?と聞かれた部下や周囲の人が、もうどれだけ罵詈雑言を述べたってかまわない。ただ一言、「結果は出す人よ」と言われるようになりたい。人格の素晴らしさで人を引き付ける人徳者である必要もない。ただ「ついて行くと良いことがありそう」と思ってもらえる存在であればよい。結果さえ出れば、彼らの評価を上げることができるし、彼らの昇進のチャンスも獲得できるし、給与もボーナスも上げることができるのだから。大切な人たちを守ることができるのだ!

リーダーの責任の重さの本質も説いている文章でした。

笑ジャパンには事業所の責任者、主任、副主任というポジションがあります。社会一般的にもこれらのマネジメント職には高い給料が払われ、それに伴って高い責任が科せられます。その組織・チームの責任者として、チームとしての高い成果を出し、会社に貢献して利益を出す。そうゆう大きな責任がのしかかります。私自身も今は雇われの身ですが、社長として笑ジャパンで利益を出してみんなの雇用を守り、給料水準を上げ、会社のレベルを上げていく責務があります。

基幹事業のポケパラの成長に伴い、社員の数もまだまだ増えていきます。森岡さんの言葉にもあったように、会社が大きくなればなるほどリスクは高まります。少しでも気を抜いて危機感がなくなれば、競合にシェアを奪われ利益がなくなり、給与カット、リストラが起こってしまうかもしれない。絶対にそうならないように、逆に成長を続ける企業になるために、私を含め特に役職者は結果にこだわって仕事を進めていかないといけません。ただ楽しい会社だよねだけじゃ継続はできません。利益を出し続けてみんながハッピーな生活を送れるようにしないといけません。

 

めちゃくちゃ長い文章になってしまいましたが、この書籍は個人で買ったものですので、読みたいという人がいれば声をかけてください。先着順でお貸しします^^

接骨院、マッサージ業界のビジネスモデル

大阪出張に行った際に、以前からお世話になっている接骨院があります。

接骨院で整体と少しの筋肉ほぐしを毎月してもらっています。1ヶ月経つと身体は簡単に歪みます。

 

そこの整体師さんと雑談する中で聞いた話です。

接骨院に限らず、保険治療と自費治療がありますが、その2つのどちらを重視するかでビジネスモデルは大きく変わるようです。

以前から通っているこの接骨院は保険治療の方が多いらしく、多くの人が訪れて数をこなすビジネスモデル。今週行ったお店は、実はもともと通っていた接骨院の先生が独立したお店で、そのお店は電気鍼をメインとして自費治療のお客さんが多いビジネスモデルです。このお店はオープンしたばかりで2名の運営しています。自費治療のため客単価も高いです。

保険治療と自費治療の比重の決定は、その企業の規模にも関係してくるそうです。チェーン展開していて店舗数も多く、新卒採用で未経験者の入社が多い企業は保険治療がメインのところが多いそう。未経験者の入社が多いということは、実践で経験を積む必要があるため、お客さんが多くないと実践経験が詰めず成長が遅れる。

逆に自費治療は客数は少ないが単価は高い、=クオリティの高い施術が求められる、=未経験の実力がない人を担当させられない。そのため少数精鋭から店舗数を増やすには、能力の高い経験者を引き込む必要があります。難易度が高いですね。ブランディンなどをしっかりしないと人材獲得は難しいでしょう。

保険治療が多いお店の話に戻りますが、客単価が安くて数をこなすため、やはり施術する側の疲労は高い。そのため優秀な人は辞めていきがちらしいです。能力が中の人ばかりが残るようです。優秀な人は独立もできるし、自費治療のお店にいき高い給料をもらうことも可能。

おそらくうまくやれば、どちらのいいとこ取りもできなくはないでしょうが、競争が激化しているこの業界では至難の技でしょうね。

 

以上、接骨院のビジネスモデルの紹介でした。

 

ランサーズ上場?

ランサーズが上場するんじゃないかという話が出ています。
ネットで詳しく調べましたが、上場の確定情報はありませんでした。

 

ランサーズはアウトソーシング、つまり業務委託先を探すサービスです。仕事を依頼する側と依頼される側のマッチングサイトというところでしょうか。

 

先週末、ランサーズは新聞広告に大々的に掲載しました。

そのことで、それに関してさまざまな記事が書かれていました。その中の1つがこちら。https://www.huffingtonpost.jp/entry/lancers_jp_5cf254a7e4b0e346ce7ebdff

「#採用をやめよう」

フリーランスで働く人がランサーズで仕事を探すのを活性化するための広告ではなく、雇用の根本的な考え方を見直そうというものです。

 

ランサーズは、5,6年前にポケパラのテキスト作成の外注先として利用したことがありますが、それ以降はまったくありません。ランサーズがどれくらい使われていて、業績が良いのか悪いのかも知りませんでしたし、フリーランスの人の価値もまったく知りません。

この社長が言うように、フリーランスでも仕事にしっかりコミットする、依頼元の会社にしっかりコミットする人は多いようです。正直、笑ジャパンでも基本的には正社員雇用という考え方です。正社員の方が会社に対して、サービスに対しての愛が生まれやすいという考えの下です。

しかし、この記事でも書かれている通り、人口減少により社会の根本的な構造が変わり、そもそも正社員で採用することがかなり困難になることが目に見えています。さらにフリーランスで働く人も増えていき、日本の正社員雇用ベースの考え方を変えるときが来たのかもしれません。

トヨタの終身雇用が難しくなった発言を発端に、1つの会社で一生働くという考え方は古くなりました。そもそも色んな人の話と聞いていると、既に若い世代の人たちは、終身雇用を既に考えていない人の方が多いようです。自分のスキルアップのために、様々な会社を渡り歩き、最終的にはフリーランスを志す人も少なくないようです。

現在は会社に雇用されるという考え方がベースのため、リクナビ、マイナビ、エン転職などの転職サイトがメインとなっています。今後は、フリーランスの働き方が増えてくれば、ランサーズを始めとする業務委託マッチングサイトが増えてくるのかもしれません。そうゆうサイトが増えて、いつでも簡単に仕事を受けられる世の中になれば、会社に雇用されずに働くという人の割合が一気に増えるかもしれません。