続々消える「オウンドメディア」、Google依存の代償

https://www.j-cast.com/2019/08/12364796.html?p=all

コンテンツSEOが効果的になっていることや、Twitterや自サイトブログ等で中の人をアピールしてファン構築が必要とされる昨今、さまざまなメディアがオウンドメディアを積極採用しています。この代表ブログも笑ジャパンのオウンドメディアです。会社のことをブログで紹介し、採用活動の中で笑ジャパンに興味を持ってくれた人に、より会社のことを知ってもらい面接まで足を運んでいただくためのオウンドメディアです。

「オウンドメディア」と言えば、去年のIndeedJapanが開催したIndeed Exploreに参加した際、IndeedJapan社長がオウンドメディアについて熱く語っていたことを思い出します。Indeedはインターネット上の求人情報を検索するサイトで、企業が自社採用サイトを作り、それを有料掲載することがIndeedの収益のベースになります。リクナビやマイナビなどの求人媒体に載せることが従来から当たり前になっていますが、自社サイトであれば自由にカスタマイズができますし、いつでも原稿を書き換えることができます。Indeedはより多くの企業が自社求人サイトを作る慣習ができることで、事業の継続ができます。なのでオウンドメディアの重要性を説いていました。

このように、オウンドメディアもジャンルによってさまざまな在り方がありますが、今回の記事の「続々消えるオウンドメディア」の話になっているのは、コーポレートサイトではなく情報サイトやポータルサイトのオウンドメディアです。

–(記事一部抜粋)

19年4月以降、「みんなのごはん」(13年2月~、ぐるなび運営)、「フミナーズ」(15年3月~、ねむログ)、「カンパネラ」(14年7月~、アサヒビールと日経BP)、「Rettyグルメニュース」(17年2月~、Retty)など、閉鎖や更新停止の発表が続いている。

ぐるなびは今再建中であるため、さまざまな理由があっての配信停止だと思いますが、会社として有益ではないと判断した結果でしょう。記事にも書かれていますが、オウンドメディアのKPIや方針をどこにするかが重要です。弊社のWEBサイトでも記事コンテンツのメディアを運用していますが、KPIはPV、Googleからの流入としています。業界として必要なものと判断しているため、継続して更新していますが、運用コストはかかります。ライター、マーケティングの効果検証、かなりのコストです。そのコストを割いてでもオウンドメディアを継続しないといけませんが、KPIに対する成果を徹底して追えているわけではありません。徹底して追うためには、さらにマーケティング社員の時間を割く必要があります。現在はその他のマーケティング業務が多いため、徹底した検証はせずとも継続するという判断になっています。

このようにオウンドメディアの会社として求める成果と、それに必要な運用コストを考えたうえで、上記のメディアは廃止・更新停止という判断に至ったと思われます。

そしてさらに記事にも書かれていますが、日々Googleのアルゴリズムが変化していく中で、それに依存しすぎる危険性もあります。運用コストが上がる中で、Googleからの流入が減ってしまっては継続する意味がなくなります。

では、Google依存度を低くするためにはどうすればよいか。

それは、オウンドメディアのファンを作ることです。そのメディアのファンになり、記事が更新されたら進んで見に来てくれるファンを増やさないといけません。そうなれば安定してPVが稼げ、安定した成果を感じられます。これを実現するには、最初に話したようにオウンドメディアの方針自体を変えないといけません。コンテンツSEOのため、ではなくユーザー目線でユーザーに愛されるメディアになる、という風に。

と、このように言っていますが、弊社のオウンドメディア自体もほぼ100%コンテンツSEOのために運営していますので、連休明けには関係者と協議し、方針を改めたいと思います。